セカンドウェディング!再婚なら結婚式はどうする?

日本における再婚数は年間の婚姻件数67万件の約25%を占めるそうです。20年前は年間の再婚件数が約13万件で比率が18%でしたので再婚カップルが増加傾向にあるようです。

いろいろな理由で別々の道を歩むことになったけれど、また新しいパートナーと出会って結婚するのは嬉しいもの。ただ、二回目の結婚式ってどうなのかな?って悩むカップルも多いとか。

そんな悩めるカップルのために再婚カップルの結婚式事情を解説!

1. セカンドウェディング

男性側か女性側の一方が初婚、そしてもう一方が再婚、もしくは両方が再婚というケースがあります。そのようなカップルが結婚式を行うことを「セカンドウェディング(second wedding)」または「アンコール婚」と言います。

結婚式をするかしないかでそのカップルの周囲の状況で迷れた結果、結婚式をしないことを選択するカップルも多いようですが、海外に目を向けるとアメリカでは挙式件数の約50%が再婚カップルだそうです。

再婚だからこそ、結婚式をしようという風潮があるそうです。

リクルートのブライダル総研の調査データー「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」では挙式・披露宴/披露宴パーティを行ったセカンドウェディング派は2014年に比べて上昇しています。現代の日本では再婚カップルも少なくないです。

second wedding

2. セカンドウェディング事情

セカンドウェディングをするかしないかはもちろん二人の気持ちの確認が必須です。それぞれのカップルの状況がありますから自分たちに似合ったスタイルを選ぶことが大切です。

自分たちに似合ったスタイルを選ぶことは初婚も再婚も関係なく、ウェディングを計画するときには大前提になりますね。

2-1. 新郎が再婚で新婦が初婚

結婚式ってどちらかといえば女性が主役的な雰囲気が多いですよね。女性が初婚の場合は女性側の気持ちを大切にして初婚カップルと同じような華やかな結婚式を行うことが多いです。

男性側が女性や女性側の家族のことも大切に思い、結婚式を行う人が少なくありません。

女性は結婚式に憧れている人も少なくないので気持ちを理解してあげることが大切です。

2-2. 新郎が初婚で新婦が再婚

結婚式では主導権をもつ傾向にあるので女性が再婚の場合は初婚時の経験も踏まえて今の状況や流行にあった理想のウェディングを検討することが多いとか。

初婚時の結婚式での経験がセカンドウェディングでは式のグレードアップにつながったり、カジュアルなものにしたり、初婚では行わなかったスタイルでの結婚式にトライしたりさまざまです。

男性は自身に経験がないためか女性を尊重するケースも多いようです。

2-3. 二人とも再婚

二人とも再婚の場合はお互いの家族や親しい友人など、二人の結婚を本当に伝えたい人だけを招いての少人数の結婚式にする傾向があるようです。

2-4. 子供連れの結婚式

子供を結婚式に参加させることによって家族の絆を深め、家族のお披露目会の意味を汲んで結婚式を行うカップルもあります。

例えば結婚指輪を運んでくれるリングアベラーを子供にお願いしたり、親子でケーキカットをしたり、結婚式に参加します。

そうすることによって新しい家族での共通の思い出ができます。そしてゲストに新しい家族を承認してもらう場にします。

cake cut

3. 再婚カップルの結婚式スタイル

3-1. 挙式・披露宴の王道スタイル

ホテルや専門式場、ゲストハウスなどを会場として挙式と披露宴を行います。

落ち着いた雰囲気の中でお料理を味わってもらうことができます。

再婚だからこそけじめをつけたいカップルや、転職などで初婚時とは招待するゲストが大きく変わっているカップル、もしくは初婚時にきちんとした結婚式をおこなわなかったカップルにおすすめです。

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3-2. 会費制・カジュアルスタイル

レストランウェディングや会費制ウェディングのカジュアルスタイルの結婚式です。会費制にすればゲストの負担も少なくすることができます。友人が多く、初婚時と招く顔ぶれが同じカップルにおすすめのスタイルです。

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3-3. 親族や家族のみの少人数結婚式

家族や親しい人たちだけで行う結婚式ならレストランなどで少人数の結婚式を開いて食事と会話を楽しむスタイルです。

レストランやレストランの個室、ホテルの小宴会場、またはホテルのスイートルームで行うのも楽しいかもしれません。

初婚時に友人や会社関係の人は招待したのであまり大げさにしたいくないカップルや子供連れの結婚式で家族で過ごしたいカップルにおすすめです。

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3-4. リゾートウェディング・海外ウェディング

日常をはなれた空間で行う結婚式は参加したゲストや家族と楽しい時間を共有することができます。

新しい家族となる人たちと過ごす時間はお二人だけでなく、家族ぐるみの思い出になるでしょう。離婚し、そして再婚で心配をかけた両親をねぎらうチャンスにもなります。子供のいるカップルには家族旅行もかねた結婚式にすることもできます。

また、初婚時は王道の挙式・披露宴をした方はリゾート・海外ウェディングは新たな気持ちで行うウェディングスタイルになります。

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3-5. 「挙式のみ」のウェディング

和スタイルでの神社挙式、またはウェディングドレスでのチャペルスタイルでも挙式だけを行うことができるところもあります。

家族や親しい人のみが参列することもできますし、二人だけでも大丈夫なところも。披露宴をしなくても結婚のケジメとして挙式のみを行うカップルも多いです。

挙式をすることによって二人の記念になります。

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3-6. フォトウェディング・結婚写真

写真スタジオなどで記念の写真をとります。ロケーションフォトと言って屋外に繰り出して衣装やシチュエーションを考え撮影する方法もあります。

普段の写真とは違い、雰囲気のある写真に仕上げることができます。挙式・披露宴はする気はないが結婚のケジメとしての写真撮影や、記念に残ることをしたいカップルにはおすすめです。

家族になった記念に子供がいるカップルはもちろん、子供との写真をお忘れなく。

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3-6-1. 写真スタジオでの撮影

天候に左右されることなく、快適に撮影ができます。写真スタジオに予約の際はどのようなスタイルでの写真撮影が可能なのか確認しておきましょう。

ウェディングブーケなどの小物類は持ち込みを行うのか、スタジオで準備されたものを使用するのかの点についても確認が必要になります。

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3-6-2. 屋外での撮影

春の桜、新緑の初夏、紅葉の秋・・・日本には四季がありますので、その四季を背景に二人の記念になる写真を撮影します。桜や紅葉の時期は人気がありますので早めの予約が必要になります。

写真スタジオでの撮影と同様に小物類の持ち込み確認をすることを忘れずに。

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4. まとめ

再婚カップルの結婚式にはお二人だけでなく、お二人を囲む家族をはじめ、会社関係、友人・・・とどこまで声をかけてよいものか迷われると思います。新郎新婦のどちらが再婚なのかで状況も変わってくるでしょうし、子供の有無でも考え方が変わるでしょう。

しかし、再婚も初婚の時と同じで人生を一緒に寄り添うことを決めたパートナーとケジメをつけるセレモニーに変わりはありません。再婚する二人の生活環境に適したウェディングスタイルを選択して是非とも人生の再スタートのセレモニーを行いましょう。

きっと「する」後悔よりも「しない」後悔の方が大きいと思います。

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結婚式が気になりだす瞬間ってありますよね。
街でドレスを見たとき。
お友達の結婚式に出たときなど。

結婚式をするときには決めることがたくさんあります。

たくさん決めることがあるから
一度に言われると訳がわからなくなります。
だから「おさえどころ」をまとめてみました。

結婚式にはたくさんのお花が使われます。
結婚式会場のお花についても詳しく解説。

そして花嫁の大切なウェディングブーケについても。

結婚式が気になる彼女は覗いてみてください。

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