暦の上では立春が過ぎると春ですね。
春のお花といえばイメージするのは何でしょうか?
桜?パンジー?これから春に挙式を控えていてブーケ探しの花嫁さんはひょっとしたらチューリップを想像していらっしゃるかもしれませんね。
今回はチューリップのブーケのお話です。
1. 春のお花のイメージ?チューリップ
入学式の季節ぐらいによく花壇にチューリップが咲いてた記憶があるのではないでしょうか?
モンシロチョウが飛んでいて・・・菜の花があって・・・。まさしく絵に描いたような春の光景ですね。だからチューリップは4月のイメージなのかもしれませんが。
お花の市場でのチューリップの旬は年末ごろから2月です。ですので、もしも春に挙式の花嫁さんが生花でのチューリップブーケをお探しの場合は要注意です。4月の挙式でチューリップを探すのは厳しくなってきます。
2. 実は扱いが難しいチューリップ
コロンとした形のチューリップも、少しシャープ形のチューリップもとても愛らしいですよね。
花嫁さんのはにかむような笑顔と似てるような気がしてなりません。
そんな愛らしいチューリップですが生花の場合はとても扱いが難しいお花として有名です。
「温度に敏感で暖房に弱く、形が変わりやすい」特徴があります。つまりは「動く」のです。
花びらの部分は「開花」しますし、茎の部分は止まっていてくれません。温度の変化に敏感でとはこのことでさらに上を向く習性も持ち合わせています。春は日差しが暖かで結婚式には人気の季節ですが生花のチューリップブーケには注意してくださいね。もちろん、テーブル装花でのチューリップも同様に思っておかれた方が良いでしょう。
生花の場合はワイヤーを使用したりしてひと手間をかけてあげる工夫が必要です。
3. でも可愛い過ぎるチューリップ!!
チューリップの花言葉をご存知ですか?色別の花言葉は色々ありますが、チューリップ全般の花言葉では「思いやり」という意味があります。
結婚式という人生の節目の時に「2人で思いやりを持って歩んでいこうね。」とブーケに誓うと2人だけの記念のメッセージにもなりそうですね。
2000種類のチューリップがあると言われていますが日本で市場に出回るのは100種以上だそうです。お花の咲き方も一重、八重、ユリ咲き、ボタン咲き・・・チューリップをウェディングに使いたくなりますね。
4. 大人の雰囲気も出せるので安心
チューリップの魅力としてカラーバリエーションも外せない要素です。
赤・白・ピンク・イエロー・オレンジ・・・・と定番のカラーはもちろんですが、紫のようなシックな色もあります。さらにお花の組み合わせによって大人の雰囲気も十分に出せるのがチューリップですので季節が合えばとても良いお花です。
5. まとめ
春のお花の代表とも言えるチューリップ。とても愛らしいお花です。生花の出回りの時期は1月~2月ですので生花でのチューリップブーケを注文したい花嫁さんは季節をよく考えてオーダーをしてくださいね。動きが出ることで有名なお花でもあります。気温の上昇に敏感ですので心配な方はアーティフィシャルフラワーのチューリップを使用されると生花の弱点を補ってくれます。もちろん、4月の花嫁さんもチューリップブーケを持つことができます。