花には「花言葉」があり、それぞれのお花に意味を与えてくれます。
バラには「愛情」の意味があることは有名ですよね。同じお花でも色別にまた意味があります。結婚式で使用するお花はやはり花言葉にも思いを込めたいものですね。
アジサイは昔は結婚式にタブーと言われていたことがあります。本当にアジサイは結婚式で使えないお花なのでしょうか?
1. アジサイの花言葉
アジサイに限られたことではないのですが花の一つ一つには花言葉があり、良い印象のものもあればマイナスイメージな花言葉もあります。
アジサイには花全体のイメージからの花言葉と花の色別に生まれた花言葉があり、アジサイは成長とともに色が変化していく「七変化」の特徴から「移り気」や「浮気」など、結婚生活においてマイナスイメージのものもあります。
年配の方にはこちらのマイナスイメージの花言葉の方が浸透しているのか、アジサイは結婚式にはタブーと思っていらっしゃる方が多いようです。
![hydrangea 5](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/5ad0917ff8321865c878d11cc5db4873-300x205.jpg)
1-1. プラスイメージの花言葉
アジサイの花全体のイメージではアジサイが集まって咲いている姿から「家族団欒」や「絆」といったプラスイメージの花言葉があります。親の元から離れ、新しい家族の出発点である結婚式で「家族団欒、絆」の花言葉はまさにふさわしい花言葉になります。
1-2. プラスイメージの花言葉「ピンク」
アジサイのピンク色の花言葉には「元気な女性」という意味があります。これもプラスイメージの花言葉ですね。
どんな時でも元気な女性は好まれるものです。
![pink hydrangea](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/2aa19e3c00f48b60b0461be780c56d84-300x195.png)
1-3. プラスイメージの花言葉「ブルー」
青いアジサイには「忍耐強い愛」という意味の花言葉があります。
「忍耐=耐える」というイメージは結婚生活においてこの先辛いことがあったとしても耐えてみせる、という強い意志を感じられます。
また、青には清らかなイメージもありますので結婚式に使いやすい色でもあり、サムシングブルーのおまじないでも使えそうです。
![83f173d912385368a224a257e4a07117](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/83f173d912385368a224a257e4a07117-300x200.jpg)
1-4. プラスイメージの花言葉「ホワイト」
白いアジサイには「寛容な心」という意味の花言葉があります。
結婚式でこれからお互いをパートナーとして支え合う決心をしたのですから、お互いを寛容な心で受け止めてあげる許容量を持ち合わせることを白いアジサイに誓っても良いですね。
何色にも染まっていない白が二人のスタートである結婚式に使われることはこれもプラスのイメージです。
![hydrangea 2](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/f674bce8-c9c1-11e4-be0a-22000aa61a3ers_729.h-300x200.jpeg)
2. アジサイの水揚げ問題?
花言葉ではなく、実際問題の話になりますが、アジサイは別名「水の容器」と呼ばれるほどお水が大好き。
お水をたっぷりと吸わせてあげないとすぐに元気が無くなってきます。
きちんと水揚げをしてあげてアジサイにしっかりと水を含ませてあげれば問題無いですが。
結婚式というお祝いの席なので元気のないお花は残念です。特に花嫁さんの手にあるウェディングブーケでフレッシュなアジサイを使う時は吸水に細心の注意が必要です。
その点、シルクフラワーでは水揚げは心配無用です。水揚げの心配なお花でも心配なく使用できることがシルクフラワーのアジサイを使用する利点でもあります。
![hydrangea 6](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/3550787974_b80bf6c79a_b-300x211.jpg)
3. 秋色あじさいって知ってる?
アジサイは6月の雨に濡れていても情緒があって素敵です。アジサイを結婚式の装花に使うと季節感が出て爽やかな印象を与えることができます。
一般的にはアジサイは6月のイメージですが実は「秋色あじさい」というとても大人カラーのアジサイもあります。
こちらはアジサイの品種というよりも退色をして秋色を思わせる色に変化したアジサイです。
最近では「秋色あじさい」として品種改良されたものも出回っています。品種改良されただけあってとても綺麗に退色を起こします。フレッシュなものは9月ぐらいに見ることができます。
![hydrangea 9](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/img_0-300x253.jpeg)
4. 実は名脇役!
アジサイの花は小さなお花の集まりで大きな花になっています。装花やウェディングブーケでアジサイをそのまま使用することもできますが、小分けにして使用することもでき(吸水対策必須です!)
大きな別のお花のわきにそっと使うことができ、とても良い仕事をしてくれます。装花、ウェディングブーケはお花の大小が必要でそれによってリズム感が生まれまとまりが出ます。そのリズム感を作ったり、隙間をあの小さなお花たちが存在感ありつつも控えめに支えてくれるので名脇役となるのです。
![hydrangea 9](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/e028c87ecf0c19215b72a2c628e122b9.jpg)
5. 結婚式にアジサイはタブー?のまとめ
アジサイは一般的に初夏を思わせる爽やかなイメージがありますが花の色が変化する特徴のためにネガティブな花言葉が先行してしまい、結婚式ではタブーと誤解されてきました。最近では家族団欒や絆といったポジティブな結婚式にぴったりな花言葉も知られるようになってきました。
フレッシュなアジサイでは水揚げが細心の注意を払う必要がありますが結婚式で使用するカップルも増えてきました。装花やウェディングブーケでボリュームを出してくれたり、秋色あじさいのようにノスタルジックなアンティークカラーを見せてくれます。
アジサイを上手に使用してオシャレ花嫁さんになってください。
![hydrangea 7](https://hanayome-library.net/wp-content/uploads/2017/04/9c19b1c9de48ffd76f41c77f23b9a0ad-300x200.jpg)