先輩カップルの半数以上はこのキリスト教式で結婚式をあげるそうです。
挙式は神社で行う神前式、チャペル・教会でのキリスト教式、参列してくれるゲストの前で行う人前式などいろいろですのでお二人の希望にあった挙式スタイルで結婚式をあげることが一番です。
今回はキリスト教式を徹底解説します!
1. キリスト教式には2つある
キリスト教式は親族だけではなく親族のみならず、友人や知人など多くの
ゲストに出席してもらえるのも人気ポイント。クリスチャンでなくても
挙式できる場所とそうでないところがあるので覚えておくと良いでしょう。
キリスト教式にはカトリック式とプロテスタント式があります。
1-1. カトリックとプロテスタントの違い
クリスチャンでない場合もホテルや結婚式場内のチャペルであれば式をあげることができます。
カトリックは原則として自分の所属する教会で挙式をしなければならず、新郎か新婦のどちらか信者であればどちらかの主任司祭に相談にいきます。カトリック信者でない人でも結婚式をあげることはできるようですが、全ての教会で引き受けているわけではなさそうですので、事前に希望する教会へ連絡をすること。また引き受けてくださる条件も教会によって違ってくるようですから合わせての問い合わせが必要です。
プロテスタントの教会では信者以外でも挙式ができるところがあります。ただし、挙式前になんどか教会での講話を受ける必要がある場合がありますので事前に確認が必要です。
ほとんどの場合、事前にリハーサルや説明をしてくれますので挙式の進行については安心して大丈夫です。
ちなみカトリックの場合の司祭は神父でプロテスタントの場合は牧師ですがホテルや結婚式場の場合は本来の聖職者ではない方が肩代わりするケースもあるようです。
1-2. カトリック教会の例
関東・・・聖アンデレ教会(東京・神谷町)
東京カテドラル聖マリア大聖堂(東京・目白)
サレジオ教会(東京・学芸大学)
下井草教会(東京・下井草)
カトリック由比ヶ浜教会(神奈川・鎌倉)
カトリック百合が浜教会(神奈川・百合が浜)
東海・・・カトリック清水教会(静岡県・入江岡)
1-3. プロテスタント教会の例
東北・・・日本基督教団 若松栄町教会(福島・会津若松)
関東・・・日本聖公会 聖オルバン教会(東京・神谷町)
高輪教会(東京・品川)
キリスト品川教会(東京・品川)
東京聖テモテ教会(東京・御茶ノ水)
セブンスデー・アドベンチスト東京中央教会(東京・原宿)
日本基督教団 本多記念教会(東京・代官山)
日本福音ルテール市ヶ谷教会(東京・市ヶ谷)
甲信越/北陸・・・福井聖三一教会(福井県・福井)
日本基督教団高田教会(新潟県・高田)
東海・・・日本聖公会名古屋聖マタイ教会(愛知県・御器所)
関西・・・日本基督教団水口教会(滋賀県・水口石橋)
日本福音ル0てる大阪教会(大阪・谷町4丁目)
近畿福音和歌山ルーテル教会(和歌山県・和歌山)
神戸再度筋教会(兵庫県・県庁前)
四国・・・阿南福音ルーテル教会(徳島県・阿南)
九州・・・福岡西部バプテスト教会(福岡県・筑前前原)
日本福音ルーテル久留米教会(福岡県・西鉄久留米駅)
2. 教会式人気の3大ポイント
・ベールダウン&バージンロード
邪悪なものから花嫁を守るベールダウンと今までの人生を現すバージンロード。ベールダウンやバージンロードで はご両親からの愛情を感じることができるはず。是非、感謝の気持ちを伝えましょう。
・荘厳な雰囲気の中、彼の待つ祭壇へ
聖歌隊の歌声が響き、ドアが開いた瞬間、ドレス姿の花嫁にゲストは釘付けです。お父様の手から彼の手に花嫁の手を渡す瞬間は胸が熱くなります。
・祝福のシャワーとブーケトス
挙式が終わると祝福のフラワーシャワーが待ってます。新郎新婦に向けて列席者が花びらを蒔くことで、花の香りによって辺りを清め、幸せを妬む悪魔から二人を守る意味があります。
3. キリスト教式の流れ(プロテスタントスタイル)
0. 挙式前
ブライズルーム(新婦控室)で最後の身支度「ベールダウン」を終え、みんなが待つ教会へ 。
列席者は祭壇に向かって右に新郎側。左に新婦側の列席者が着席する。
前から父母、兄弟、親族、友人の順に座る。
1. 開式の辞
司式者である牧師が結婚式の開式を宣言
2. 新郎の入場
列席者一同は起立。最初に新郎が入場し、祭壇前で、父親または親族と入場してくる新婦を待つ
3. 新婦の入場
新婦は父親と入場、新郎の横に進む。新郎は新婦父より新婦の手を受け取り、新婦とともに祭壇前へ。
4. 賛美歌斉唱
全員起立して賛美歌を歌います。歌詞は式次第に載っているので安心
5. 聖書朗読 ・祈祷
牧師が、結婚に対する聖書の教えを朗読して、神に祈りを捧げます
6. 誓約
結婚式の最も重要な場面。牧師の問いかけに対して、新郎・新婦が答える形で結婚を誓約します
7. 指輪の交換
ふたりの誓約の目に見える印として指輪を交換。新郎、新婦の順に相手の薬指にはめます
8. 結婚宣言
神と列席者の前で牧師が新郎・新婦が手を重ね、その上に牧師が手を置いてふたりが夫婦であることを宣言
9. 結婚証明書にサイン
新郎・新婦、続いて牧師または証人が結婚証書にサインを行います
10. 結婚成立の報告 ・閉会の辞
牧師が、ふたりの結婚が成立したことをゲスト全員に報告、閉式を伝える。
11. 新郎新婦退場
新郎・新婦が腕を組み、ゲストの拍手を受けながらゆっくりバージンロードを退場
12. 挙式後
フラワーシャワー、ライスシャワー、バルーンリリース、などの演出でゲストがふたりを祝福
4. キリスト教式で行える演出あれこれ
4-1. ブライズメイド&グルームズマン
花嫁のカムフラージュとして用意したといわれたブライズメイド。ブライズメイドと同じ人数のグルームズマンを用意して式に参加してもらいます。
4-2. フラワーガール&リングボーイ
花嫁の先導をしてくれるフラワーガール、マリッジリングを運んでくれるリングボーイが登場すれば和やかな雰囲気になるでしょう。
4-3. 生演奏orゴスペル
聖歌隊に歌ってもらうことが多いかもしれませんが、バイオリンやハーブ、チェロなどで演奏してもらったり、ゴスペルシンガーに歌ってもらうとまた違った感動がおこります。
4-4. ブーケトス
花嫁が背中越しにブーケを投げるブーケトス。教会の前でブーケトスできたなら素敵なフォトシーンになりますね。
4-5. フラワー・ライス・バブルシャワー
挙式を終えた後に、列席者が新郎新婦へ色とりどりの花びらを蒔いてお祝い。子孫繁栄の意味もあるライスシャワーやシャボン玉でお祝いするバブルシャワーもステキ。
5. まとめ
結婚式といえばベールを身にまとい、祭壇に歩くシーンを思い起こす花嫁さまも多いと思います。
結婚式場やホテル内のチャペルとプロテスタント、宗教色の強いカトリックでは教会式の挙式の取り組み方も違うので、結婚式場やホテル以外での教会式を考えるなら、まずは教会に問い合わせをしてから披露宴会場を決めることをお勧めしたいと思います。
正統派教会であればあるほど、商業的な思考はあまりなさそうですので結婚式だからといって挙式日程を優先してもらえないので注意が必要です。