ファーマーズブーケは「食べられるブーケ」とも言われて、ブーケの素材にお花だけではなく、野菜や果物を一緒に束ねてブーケにしてしまいます。ブーケトスの時に花嫁のブーケではなく、子孫繁栄と幸せのおすそ分けを願い「ブロッコリートス」をするカップルもいますが、こちらの「ブロッコリーブーケ」も「ファーマーズブーケ」と呼ばれるものです。
1. ファーマーズブーケって?
新鮮な果物や野菜など、畑で採れるような植物を取り入れたブーケをファーマーズブーケと言います。元々は欧米で、イースタや収穫祭で飾られていました。それが花嫁の当日のブーケに使用されるようになり、海外のロハスでおしゃれな結婚式の間で広まりました。
2. 季節感が出ます
フレッシュな野菜、フルーツは季節感を出す事ができます。
ストロベリーは春のイメージになりますし、ライムやレモン、オレンジは夏の太陽に似合うイメージ。秋から冬にかけてはリンゴは見ているだけで温かさを想像できますね。(青リンゴは春夏かもしれませんね)
野菜、フルーツのみで季節感や雰囲気を出すのは難しいでしょうから合わせるお花によって色々アレンジは広がりそうですね。
3. ドレスは大丈夫?
使用する野菜、特にフルーツに関しては確かに果汁が垂れたりしないか心配になりますよね。
フレッシュなものを使うともちろん、長時間持っているブーケならその心配も必要かもしれませんね。しかし、イミテーションのフルーツを使用すればフルーツ独自の香りは期待出来ませんが、果汁のトラブルは避ける事ができます。
フレッシュな素材を使用するのは果汁の心配はありつつも、生鮮な香りを出すことができます。
季節(気温)やそのブーケを持つ時間、シチュエーションによってフレッシュなフルーツや野菜を問題なく使用できると考えられますので、フレッシュフルーツでトライしたい花嫁さんはプランナーや生花店にまずは相談をされると良いでしょう。
4. 個性的で可愛い演出方法
結婚式でのウェディングブーケは大抵はとても可愛らしく花嫁さんの手元を華やかに彩ってくれます。
個性的なブーケを持ちたいと思う花嫁さんは色か形でゲストに「個性的!!」と思ってもらえるるようにトライすることが必要になってきます。しかし、一生に一度の結婚式で個性を出そうと頑張りすぎるのも勇気が要るもの。その点ファーマーズブーケは野菜やフルーツとお花の組み合わせでできているブーケですのでお花との組み合わせで個性的な雰囲気も出すことができる利点があります。
それでも不安が残るなら挙式日に余裕を持たせてイミテーションのフルーツと造花で確認されると良いでしょう。フレッシュではないのはイミテーションの欠点部分ではありますが、失敗したくない結婚式でのブーケでは前もって確認できるのは利点でもあります。
造花のブーケを扱っているショップはブーケ完成前に事前確認をさせてくれるところもありますからそのようなシステムのあるショップでブーケを注文すると不安は少なくなりますね。
5. まとめ
野菜や果物をブーケにする??なんて意外な発想だったかもしれませんね。
ウェディングスタイルも多種多様ですので、ガーデンウェディングやボタニカルウェディング、ロハスなウェディングを検討されているカップルには会場やコンセプトに合った素敵なウェディングブーケになると思います。
新郎新婦の好きな果物や野菜、もしくは果物や野菜にまつわる素敵な新郎新婦のエピソードがあれば結婚式にストーリーができて楽しいかもしれません。