海外では良く行われているファ-ストミ-ト(ファ-ストルック)は結婚式当日までお互いの衣装は見せないようにします。ウェディングドレスを身にまとった彼女の姿に感激を隠せない彼の表情がとても印象的で日本でもファ-ストミ-トに挑戦するカップルも増えて来ました。
ただ、ファ-ストミ-トをするためには結婚式の衣装準備は別々に行わなければいけません。
彼と一緒に準備をすることに憧れていた人は断念するしかありません。
しかし、もう1人貴女を幼い頃から心から愛してくれてる男性がいますよね?
ファ-ストミ-トをパパにしてみましょう。
1. 結婚式での光景
よく見かける結婚式の光景は親御さんは披露宴会場の1番後ろの新郎新婦からいちばん離れた席で2人の様子を見守っています。
おそらく、マナーとかを考えなくて良いなら我が子の姿を1番前の見えるところで見たいに決まっているんです。
幼い頃からずっとずっと見守って大切に育てて来た我が子です。花嫁衣装を身にまとった娘を見ると感極まる思いがあるはず。
お支度ができたら誰よりも真っ先に花嫁衣装を見せてあげることが娘からパパへの最高のプレゼントになりますね。
挙式に向かうその前のほんの少しの時間だけ、バージンロードに向かう前のほんの少しの時間です。
2. 親子の時間
お支度ができたらご両親をお部屋に呼ぶか、ご両親の待つお部屋に自分から向かいます。
プランナーさんにぜひ相談してみてください。きっと協力してくれます。
挙式前で気持ちも張り詰めているでしょうが、その気持ちはご両親も同じはず。
「今までありがとう」の気持ちを言葉にしてお父さんには胸にブートニアを飾ってあげます。
お父さんの胸に直接花嫁姿の娘が花をつけてくれたらお父さんには最高のサプライズです。
そしてお母さんには最後のお支度としてここでベールダウンをしてもらうのも良いですね。
ただし、お母さんのベールダウンの演出は教会入り口でもできるチャンスはありますので
この時間はお父さんに全て捧げても。
3. 父親にブートニア?
新郎が胸につけるブートニアはプロポーズの返事としての重要な意味があるので必須アイテムですが、花嫁の父にもブートニアをつける提案をすると少々違和感を覚えられる方もいるでしょう。
日本ではまだなじみがないスタイルなのですが欧米ではそれが正式です。
新郎新婦の父親はブートニア、母親はコサージュかリストレットをつけることによって、他のゲストから親族だと知らせることができます。また、グルームズマンもブートニアをつけますね。ブートニアは新郎だけがつけるものではありません。
新郎のブートニアは新婦が持つブーケとペアで。そして父親のブートニアは少し小ぶりでシンプルなものにすればスタイリッシュに収まります。左のボタンホールのところにピンで止めます。
ブートニアは花材も少なく簡単に作れますのでDIYで手作りに挑戦したい花嫁さんにはお手ごろな手作りアイテムになります。お父さんにとっても娘が手作りしてくれたコサージュなら嬉しいですね。
よく結婚披露宴の終盤で両親に感謝のお手紙と記念品や花束を渡す演出があります。そこでよくお母さんには花束、お父さんの胸ポケットに一輪の花を挿す光景を拝見することがあります。
ブートニアをすでにお父さんのボタンホールにつけてしまっている場合さらに胸に花をつける必要なないかと思われますので、花以外の記念品を渡す感じにした方がベターかもしれません。
4. 瞬間を収めよう
せっかくのご両親へのファーストミートですから、花嫁姿の娘に会った瞬間の写真を残しておくことも可能です。素敵なシーンを残してみてください。きっと思い出の一枚になると思います。
5. まとめ
ファーストミートは新郎の彼にするだけではありません。是非、ご両親にもお支度の整った姿を真っ先に見せて差し上げると喜ばれますよ。
どんなシチュエーションで写真に残したいかをイメージしたらプランナーさんと相談をして実現させてください。