花嫁のブーケと花婿のブートニアの秘密は意味を知ると納得

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結婚式で花嫁に華を添えるウェディングブーケ。結婚式での花嫁の必須アイテムになっていますね。最近では着物でもブーケを持つ人も多く見られ、和洋の花嫁にそれぞれ素敵なブーケを見ることができます。

賢く節約したいカップルは「ブーケは花嫁だけの用意で花婿の胸の花(ブートニア)は不要」という声を聞くことがありますがそれは大きな間違いです。ウェディングブーケの歴史を知るととても重要なアイテムだと理解することができます。

1. 花束はいつから?

古代から人間は身近な草花と一緒に生活してきました。ハーブと呼ばれるものもあります。草花の姿や性質から連想して意味をもたせてもきました。そして草花を宗教儀式やお祭りの捧げ物にしたり、身の周りに飾ってきた歴史があります。

時は過ぎ中世ヨーロッパで良い香りの花束は「ノーズゲイ(nosegay)」と呼ばれ、儀式や収穫祭、子供の誕生や結婚式やお葬式、病院や教会でも花が使われるようになりました。

タッジーマッジー(tussie-mussies)と呼ばれる小さな花束を16世紀には重要なアクセサリーとして身につけることが広がり、恋人達は花束をやりとりすることを好んでいたそうです。

ビクトリア時代に花言葉が一世風靡し、19世紀のビクトリア時代のはじめにいくつもの花言葉の本が出版されるようになりました。そして恋人たちも簡単に自分の気持ちをタッジーマッジー(花束)に込めることができるようになったそうです。

まず、自分の気持ちを表す花(ハーブも)選び出し、それを可愛い花束に組んで相手に送ります。花をもらった相手は花束の意味を花言葉で調べて贈られた思いに様々な感情を抱いたのだと思われます。

こうしてタッジーマッジーは「語るブーケ」や「言葉の花束」と呼ばれるようになったそうです。

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2. 二つのウェディングブーケの始まり説

2-1. 「花冠がウェディングブーケのはじまり」説

古代ギリシャでは結婚式だけでなく、祝祭などの時別な日に花や植物を編んで冠にして頭にのせる習慣があり、結婚式においては愛と幸せをもたらす花材が多く用いられ花や植物(主にハーブ)が持つ言葉の意味も大切にされています。

19世紀前半のヨーロッパでは花嫁は結婚式の際に純潔を意味する白いギンコウバイ(ギンバイカ)とオレンジはたくさんの実をつけることから子宝に恵まれるようにオレンジの花で作った花冠を頭にのせる風習があり、その花冠がウェディングブーケへと姿を変えて花嫁の必須アイテムとして世界中に広まったそうです。

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2-1-1. 花冠は実は正装

200年以上前からヨーロッパの花嫁に愛されてきた花冠は古代ギリシャから伝わるもの。特別な日につけるものでした。ですから花冠はお色直しや二次会のアイテムではなく、挙式でつけてもマナー違反ではありません。

別名で花冠は「リングブーケ」と呼ばれており、円を描くような輪は「永遠と幸せ」で花同士が固く結ばれたその姿は「愛と絆の象徴」ともされています。

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2-2. 「男性が野花を摘んで花束を作りプロポーズ」説

こちらの説の方がブーケ・ブートニア説としては有名かもしれません。男性が愛する女性にプロポーズをする際に野花を摘んで花束を作り求婚をします。この儀式は現在ではブーケセレモニーとして演出で継承されていますね。

花嫁がブーケを持つのはプロポーズをされた証なのです。

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2-1-1. yesの意味のブートニア

ブートニアとは花婿の胸の小さなお花。男性が女性に送った花束から女性が男性の求婚を受け入れるなら一輪の花を抜いて男性の左胸のボタンホールに差し込みます。それが男性からの愛を受け入れた証拠になります。これがブートニアのはじまり。ブートニアとはフランス語で「ボタンホール(襟穴)」を意味するので花を上着の左胸のボタンホールに差すのが正式。しかし最近ではコサージュのように左衿に止める場合が多いようです。

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3. ブーケの費用は男性が負担する?

花束の歴史を知ると男性が女性にプロポーズする際に、自らの手で野の花を摘んでそれを束ねて結婚を申し込むというウェディングブーケの由来にどこまで花言葉が考慮されているかは不確かなものですが、愛する女性に贈るための花を集める男性の気持ちは想像以上のものかもしれません。

ウェディングブーケが花嫁の必須アイテムと呼ばれるのも意味を知ればウェディングブーケをもつ意味もブートニアが必要なワケも納得ですね。

ウェディングブーケを持たない花嫁はプロポーズされていないことになりますし、ブートニアのない花婿は「yes」をもらってない花婿になってしまうのです。男性が女性に花束を贈り求婚することがウェディングブーケの起源と語り継がれるならウェディングブーケの費用は男性が負担して花嫁に贈ることがセオリーなのかもしれませんね。女性には嬉しい話です。

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4. その他のウェディングブーケの意味

ウェディングブーケには「魔除け」の意味もあると言われています。昔、魔除け効果のあるハーブを組み合わせた束を花嫁がもつと幸せが生活が送れると願いを込めた地域もあったそうです。

さらにウェディングブーケは「白い花」が好まれます。白は魔除けの色とされていて「悪いものから花嫁を守る」意味が込められています。花嫁の幸せを願うハーブを使うことも。このあたりは先述したタッジーマッジーが関係しているのかもしれませんね。

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5. 日本におけるブーケ事情

日本では「ブーケ」というと結婚式で花嫁がもつイメージになってしまいますが元来ブーケとはフランス語で花束全般をさすものになります。正確に言うなら「ウェディングブーケ」「ブライダルブーケ」です。

日本では1960年中頃から結婚式でウェディングブーケを持つようになったと言われています。

昨今では和装にも似合うブーケも注目が集まっています。

ブーケの歴史から考えるとウェディングブーケは生花で作られるイメージが強くなってしまいますが最近のカップルは造花の性質を生かして上手く自分たちの挙式のニーズにあうブーケの選択をされている方が多いです。

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6. まとめ

ウェディングブーケを持つ意味を知るとウェディングブーケのない花嫁はナンセンスだとわかりますね。そして語り継がれるように男性に準備してもらいたくなりますね。男性がどのような気持ちで花にどんな意味を込めて花束を作るかその男性の気持ちが表れるような気がします。

そして花冠がブーケの起源の一つだと知ることができると花冠を上手につかった花嫁の演出方法も変わってくるのではないでしょうか。

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